55





4月の園だより 

桜花の候、御入園・御進級、おめでとうございます。これからの一年間、宜しくお願いします。
 令和7年度は、1号(幼稚園)枠5名(定員15名)、2号・3号(保育園)枠83名(定員90名)、合計88名でスタートします。
 本園では、原則としてつぼみ組を除く各クラスの定員を20名に設定しています。今年度は4月1日現在、さくら組20名・もも組20名・うめ組15名・すみれ組16名・もみじ組12名・つぼみ組5名です。さくら組ともも組は既に定員に達していますが、うめ組・すみれ組・もみじ組は、定員数まではまだ入園可能です。
 また、つぼみ組は、例年特に定員を定めていませんが、職員数との兼ね合いがあるものの、おそらくあと10名ほどの入園は可能ではないかと思っています。

               

 
クラスだより 
 
 さ く ら 組

 今年度のさくら組は、男の子12名、女の子8名、計20名でスタートします。男の子の多いクラスですが、女の子も明るく元気な子が多いので賑やかで楽しいクラスになると思います。子どもたちがうめ組の時に担任しているので、それぞれもも組での1年間でどれだけ成長したか、目の当りに確かめられることを楽しみにしています。まずは、改めて信頼関係を築くことから始め、子どもたちが毎日期待感を持って登園できるようにしていきたいです。今年度のさくら組は、
①自分の思っていることを的確に伝えると共に、相手の話にもよく耳を傾けて理解する。
②うまくできなくてもすぐに諦めず、最後までやり遂げる力を身につける。
③集団生活の中でのルールやマナーを理解し、自分で善悪を判断して行動できるようになる。
④友達と目標に向かって協力して取り組むことを通して、お互いを思いやる心を育む。

 以上4点を目標として1年間保育を進めていきたいと思います。年間を通して、子どもたち一人ひとりが最年長児としての自覚を持つと共に、下のクラスの子どもたちのお手本になることを心がけながら行動しようとすることで、心身ともに大きく成長していくことを期待しています。
 今月前半は、子どもたちが進級したことを実感できるように、鞄棚の位置や新しいグループを決めたり、自分の当番表を作ったりすることから始めます。保育室が広くなり、仏参や午睡、園行事などで他のクラスの子どもたちと保育室を共有したりすることが多いので、少し落ち着かないかもしれませんが、だんだんと慣れていってもらいたいです。また、これまでの園生活の中で覚えてきたさまざまなルールをみんなでもう一度確認することで、園生活におけるルールの必要性や一人一人がきちんと守ることの大切さを十分に理解し、率先して守る姿が下のクラスの子どもたちのお手本となることを教えたいです。保育の中でルールのある遊びを取り入れることで、遊びを通してルールの大切さを学んだり、常に意識することで社会力を身につけたりしてほしいです。
 設定保育では、季節の風物詩から「桜」や「こいのぼり」を題材に取り上げた制作を計画しています。今年度もクラスの記念撮影を兼ねて中央公園にお花見に行くので、実際に桜の花を見て制作への意欲を高めたり、「こいのぼり」の起源や由来について教え、興味を持って取り組めるようにしたりすることで、個性豊かな作品ができあがることを期待しています。
 今月は、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり(灌仏会)」やリナシティでのプラネタリウム鑑賞(春の星座)、「降誕会」のお寺参りなどがあります。行事の前には内容を説明して、よく理解した上で臨めるようにしたいと思っています。さくら組になると、毎月の「しんらんさまの日」のお参りをはじめ、盆踊りや卒園式での仏参では献灯・献花・献香の係を務めることになります。日頃から少しずつ練習を重ねて、どの子が係になっても堂々と行えるようにしていきたいです。
 これからの園での行事は、子どもたちにとってはどれもが「こども園での最後の行事」になっていくので、心に残るような素敵な思い出を残せるようにしていきたいです。また、園行事だけでなく、一日一日が楽しく充実した日々となるよう精一杯努めていきたいと思っています。

 も も 組 
 新年度のもも組は、男の子8名、女の子12名、計20名でスタートします。男女ともに元気が良くて個性豊かな子が多いので、とても明るく賑やかなクラスになりそうです。一人ひとりの子どもが自ら個性を発揮できるよう、それぞれの持ち味を認めると共に、行事などの際はみんなで一つのことに向かって協力して取り組めるような雰囲気作りを心がけていきたいです。また、個々に目を向けると、まだ基本的生活習慣が身に付いていない子もいるので、まずはその自立を図ったり、年中児クラスに進級したことの自覚を持てるような声掛けをしたりしていきたいです。
 今年度のもも組は
①話を聞く時は相手の顔を見て頷きながら聞きことを意識し、よく内容を理解できるようになる。
②うまくできなくてもすぐに諦めず、定めた目標に向かって最後までやり遂げる力を身につける。
③友だちと関わる際は、相手の立場になって考えたりすることで、思いやりの心を育む。
④集団生活における様々なルールとその必要性を理解し、きまりを守ることができるようになる。
 以上の4点を年間の目標に保育を進めていきたいと思っています。これらのことを実現していくために、保育計画の中に表現・制作活動、ルールのある遊びや集中力を必要とするようなゲーム、絵本・紙芝居の読み聞かせなどを継続的に取り入れていきたいと考えています。
 もも組からは、月2回の英会話のレッスンが始まる他、リナシティのプラネタリウムで年4回季節ごとの星座を鑑賞したり、文字や数のワークブック使い平仮名などの書き取りをしたりするようになるなど、教育的なカリキュラムが新たに加わります。また、毎月の「しんらんさまの日」のお参りでは、「開扉・閉扉」の当番も務めるようになります。新たな経験を通して、子どもたちが言葉や数、自然環境をはじめ、多くのことに興味や関心を持ち、積極的に取り組む中で、それぞれ豊かな感性を育んでいけるよう、いろいろ工夫していきたいです。
 今月前半は、それぞれ所定の場所に貼る自分の新しいマークを覚えたり、手形取りをしたり、当番表を作ったりすることから始めます。新たなマークを覚えたり、当番表を作ったりすることを通して、それぞれもも組に進級したことを実感してほしいです。
 また、新年度のクラスの記念撮影を兼ねて中央公園にお花見に行きます。桜の開花日は毎年変わるため、あまり早く咲き始めるとお花見に行ったときには散ってしまっているので、4月以降満開になると良いのですが、自然が相手なのでこればかりは思うようになりません。そこで期日を決めず、新年度になり雨天でなければ園外保育を兼ねてすぐに行くことにしています。この他、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり」の行事を予定しています。
 今月後半は、ルールのある遊びや楽器遊び、文字に興味を持てるような遊びを計画しています。また、リナシティでのプラネタリウム鑑賞(春の星座)や「降誕会」のお寺参りがあります。
 初めて担任する子どもたちのクラスになるので、先ずは子どもたちとのふれあいを大切にして、一人一人の子どもと信頼関係を築くことから始めていきたいと思っています。
 う め 組 

今年度のうめ組は、新しいお友達を1名迎え、男の子4名、女の子11名の計15名でスタートします。元気いっぱいの子どもたちが多いので、とても賑やかなクラスになりそうです。担任だけでなく、これまでと保育室の場所も変わるため、当初は何かと落ち着かないこともあるかと思いますが、まずは一人一人の子どもとの信頼関係を築くことから始め、安心して過ごせる雰囲気作りしていきたいと思っています。そして、一年間共に楽しく過ごせるようにしていきたいです。
 うめ組になると、これまでとは園生活のリズムが大きく変わります。まず、給食では主食(ごはん・パン)を持って来るようになったり、毎朝の仏参や遠足、運動会、遊戯会などは、もも組・さくら組の子どもたちと一緒に行動したりする機会が増えます。初めて経験することがたくさんあるので、始めのうちは戸惑うことがあるかもしれませんが、少しずつうめ組での新しい園生活になじみ、落ち着いて過ごしていけるようにしていきたいです。また、上のクラスの子どもたちと関わる中で、いろいろな面で刺激を受けたりして、心身ともに大きく成長することを期待しています。
 さて、今年度のうめ組は、以下の3つを年間の目標に掲げて保育を進めていく予定です。
   「基本的生活習慣を身につけ、身のまわりのことを自分で出来るようになる」
➡朝の準備や帰りの支度を自分で行ったり、衣服の着脱や整頓を自分で出来るようにすることから始め、声掛けがなくても自分で考えて行動できるように援助していきたいです。
   「園生活や遊びを通して決まりの大切さを理解し、実行できるようになる」
➡園生活での決まりを教えることで、決まりの大切さに気づいたり、「良いこと」と「悪いこと」の判断ができるようになったり、自分で考えて行動できように援助していきたいです。
   「集団生活の中で、友だちとの仲を深めながら思いやりの心が持てるようになる」
➡日々の園生活の中で、自分が言われたりされたりしたら嫌なことは、相手も嫌だということを教え、相手の気持ちを考えた言動ができるようになって欲しいです。そのために、友だち同士のコミュニケーションが取れるような環境作りを心掛け、一人一人が大切な存在であることを実感し、お互いを思いやり大切にする心を育んでいけるよう援助していきたいです。
 今月は、園内巡りをしながら道具やトイレの使い方、園の決まりなどを再確認したり、お参りや給食当番などの当番表を作成したりすることにしています。また、担任や新しいお友達との関係作りもしていきたいので、触れ合ったり会話を楽しんだりする中で、子どもたちの好きな遊びを見つけて、一緒に関わりながら遊ぶことで信頼関係を深めていきたいと思っています。
 今月前半は、お花見を兼ねて中央公園にクラス写真を撮りに行ったり、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり(灌仏会)」の行事があったりします。花まつりでは、誕生仏に甘茶をかけて祝ったり、甘茶を飲んだりします。まだ行事の意味を十分に理解することはできないかもしれませんが、行事の中でペープサートを用いて誕生仏が天と地を指さしていることの説明があったりするので、行事を楽しむことを通して少しずつ内容を理解していってもらいたいです。

 す み れ 組

今年度のすみれ組は、男の子12名、女の子4名、計16名でスタートします。保育室と担任は変わりますが、全員が在園児なので、スムーズにスタートすることが出来ることと思います。
 今年度のすみれ組は、次の3点を目標に保育を進めていきたいと考えています。
   基本的な生活習慣(睡眠・食事・排泄・着脱・清潔)が身につくよう、自立への意欲を育て、身の回りのことが少しずつ自分で出来るようになる。
   自分の考えを言葉や身振り等で相手に伝えるコミュニケーション力を身に付ける。
   自分の思い通りにならなくても泣き叫んだり相手をたたいたりせず、言葉で伝えようとしたり我慢することの出来るセルフコントロール力を身に付ける。
 食事面では、年度途中からお箸を使って食べる練習を始めるので、前年度に引き続き、お箸に移行がしやすいようにスプーンは下から持つよう声掛けしたり、遊びの中にお箸遊びを取り入れたりして無理のない形で少しずつ身につくようにしていきたいです。また、お椀やお皿の正しい持ち方を教えて、食事の際のマナーも身につくようにしていきたいと思っています。
 排泄面では、現在数名の子が終日パンツで過ごすことができています。これから始める子どもたちは、パンツで過ごす時間が少しでも長くなるように個々の排泄時間の間隔を見極めながら声掛けを行うなどして、一人一人の成長に合わせて無理なく自立できるようにしていきたいです。トイレトレーニングを進める中では、漏らしてしまうことがあります。その際、着替えが必要になるので、ズボンやパンツなどの着替えを幾分多めに準備してください。なお、共通の園児服(ポロシャツ・ズボン)なので、園に持ってくるものにはすべて名前の記入もお願いいたします。
 言語面は、子どもたちの好きな絵本や紙芝居の読み聞かせを継続的に行い、保育者と触れ合う中で語り合いを通して言葉の発達を図っていきたいです。この時期の子どもたちは、自分の思い通りにならないことがあると、癇癪を起したり時にはいつまでも泣いたりすることがあります。また、自分の気持ちをうまく言葉で伝えきれないと、つい友達を噛んだり手を出したりすることもあったりします。この時期の子どもたちにとって、自分の気持ちを抑えるのはまだなかなか容易なことではありませんが、泣いたり拗ねたりして自分の思いを通そうとするのではなく、思っていることはきちんと言葉で伝えることの大切さを理解できるよう丁寧に教えていきたいです。
 今月は、お釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」があります。お釈迦さまの童形像に甘茶をかけたり、甘茶を飲んだりしてみんなで楽しくお祝いしたいと思っています。
 また、保育では、大型遊具、ボール遊び、シャボン玉遊びなどの戸外遊びの他、運動あそび、粘土遊び、お絵かき、制作活動、「クレヨンあそび」のワークなどを予定しています。クラスのメンバーは同じでも年度当初は、担任や保育室が変わったりするので、何となく落ち着かなかったりすることもあるかと思います。
 まずは、すみれ組での生活に慣れ、楽しく過ごせるような雰囲気作りから始め、一人ひとりと積極的に触れ合いながら信頼関係の絆を深めていけるようにしていきたいです。

 も み じ 組

 新年度のもみじ組は、在園児11名に、新しいお友だち1名を迎えて、男の子10名・女の子2名の計12名でスタートします。保育室や担任が変わったりするなど環境が変わり、最初はなかなか落ち着かない中で慌ただしく一日が過ぎるのではないかと思います。また、在園児も当初は新入園児と同じように戸惑ったり、不安を感じたりすることが予想されます。まずは、子どもたち一人一人とたくさん関わり、信頼関係を築くことから始めていきたいです。子どもたちが安定した気持ちの中で、安心して園での一日を過ごすことができるような環境・雰囲気作りを心掛けていきたいと思っています。
 今年度のもみじ組は、

   基本的生活習慣の習得への意欲を育てる。
個々の月齢や成長段階など個人差を配慮し、食事・排泄・睡眠などの基本的生活習慣が徐々に身につくようにするため、「自分のことは自分で」という意欲を育んでいきたいです。
②「して良いこと」と「してはいけないこと」との違いを理解できるようになる。
➡様々な遊びを通して、いろいろなことに興味・関心が持てるようにしたり、ダメなことと良いこととの違いが分かるように言葉かけをして、社会性が身につくようにしたりしていきたいです。
③周囲にある物の名前を覚えたり、言葉にして言えるようになったり、単語をつなげて簡単な会話が出来るようになる。
絵本やカードを使って、食べ物や色・物の名前を教えたり、保育者や友だちと関わる中で簡単な会話を楽しんだりすることを通して、言葉数が増えるようにしていきたいです。
 一般にこの年齢の子どもたちは、「自分は自分。他人とは違う存在である」ということの区別が徐々に出来るようになってきます。そのため「自分でする!!」とか「いや!」などと、自分の思いにこだわったりすることが多くなってきます。いわゆる『反抗期』という言葉で掲揚される『自我形成期』に見られる発達の一過程ですが、これは「自分が分かっていることは相手も分かっているはずなのに、なぜそれが分からないのか」ということをうまく言葉で伝えられないことに起因するようです。「自分には分かっていても、相手には分かっていない」ということを理解できるようになるのは4歳~5歳児にかけてなので、先ずは子どもたちの思いを十分に受け止め、その思いを言葉にして気持ちを確かめながら接していくことにしたいと考えています。
 対人関係では、言葉を覚え始めるとだんだん一人遊びから友達と関わって遊ぶことを好むようになります。ただ、まだ自分の思いをうまく言葉で表現できなかったりすると、もどかしさから思わず友達を叩いたり時には噛みついてしまうこともあったりします。また、友達との関わり方がよくわからず、あいさつや楽しい気持ちの表現として友達を噛んでしまうこともあれば、体調や環境の変化によって心が不安定になり噛みついてしまうこともあったりします。「噛みつき」は、この時期に見られる一過性の現象ですが、いろんな理由があるので丁寧に対応していきたいです。
 圧倒的に男の子が多いクラスなので、怪我などのないよう十分に気をつけていきたいです。

  つ ぼ み 組

新年度のつぼみ組は、在園児2名に新しいお友だち3名を迎えて、5名でスタートします
 今年度も、途中から在園児の弟妹の入園予定があるので、だんだん保育室も賑やかになっていくのではないかと思いますが、年度当初は5名ということで、ゆったりと落ち着いた雰囲気の中で過ごせるのではないかと思っています。まずは、子どもたち一人一人と十分にふれあい、信頼関係の絆を結ぶことから始めていきたいと考えています。
 今年度のつぼみ組は、次の3点を年間目標に保育を進めていくことにしています。
①月齢や成長段階などの個人差に配慮しながら、それぞれの生活リズムに合わせて「食事・排泄・睡眠」などの生理的欲求に応え、情緒の安定した中で園での一日を過ごせるようにする。
②喃語や片言など、子どもたちからの語りかけに丁寧に耳を傾け、それに共感することで、自分の思いを言葉や身振りで表現して伝え合う喜びを感じられるようにする。
③「音を楽しむ・感触を楽しむ・動かして追視を楽しむ、目と手の協応をさせる」など、目的を意識した遊具で遊ぶことで五感(味覚・聴覚・嗅覚・視覚・触覚)を刺激し、脳の活動を活性化させたり、運動機能の発達を図ったりする。
 この他、食事の面では、授乳や離乳食時期はご家庭と連絡を取り合い、離乳食から幼児食への移行については、栄養士の先生と相談しながら進めていきたいと考えています。また、授乳の際は、子どもと目を合わせ、見つめながら優しく語りかけたり、食事のときは「あ~ん」「おいしいね♪」「もぐもぐ・ごっくんだよ♪」などと声をかけたりすることで、食べることへの意欲がわくようにしたいです。そして、楽しい雰囲気の中で食事が出来るよう、声かけの仕方も工夫していきたいです。
 環境面では、子どもたちが寝返りやハイハイ・ずり這い・つたい歩きなどの身体的活動が十分に出来るような遊びを設定して、のびのびとした気持ちで毎日楽しく過ごせるようにしていきたいと思っています。排泄面は、ゆったりとした雰囲気の中で、一人ひとりに「オムツかえようね」と声をかけながら、こまめに交換したり、排便があった場合は、便の時間や状態を記録したりして、子どもたち一人ひとりの健康面の維持・管理に反映していきたいです。

 今月は「花まつり」「しんらんさまの日」のお参り・「誕生会」などの行事があります。つぼみ組の子どもたちは、まだうまく歩けなかったりするため、しばらくは一日の大半をつぼみ組の保育室で過ごしますが、行事のときは全園児が遊戯室(さくら組)に集まるので、上のクラスの子どもたちの様子を見たりしながら、賑やかな雰囲気を楽しんでもらいたいです。
 設定保育では、「ふれあい遊び」「風船遊び」「音の出る玩具」「ボール遊び」「絵本や紙芝居の読み聞かせ」などの遊びを通して「見る・聞く・触る」などを経験する機会を多く取り入れていきたいと考えています。
 また、天気の良い日は時間帯を見計らい、気分転換をかねて、遊戯室横の芝生園庭で過ごすことにしたいと思っています。この一年間、日々子どもたちと関わっていく中で、それぞれ心身共にどのように成長していく姿を見せてくれるか、とても楽しみです。

 給 食 だ よ り

今月の給食は「新じゃがいも」「春キャベツ」「新玉ねぎ」など、春が旬の野菜を多く取り入れる予定です。
 『新じゃがいも』は、収穫してすぐに出荷されているので、とてもみずみずしく皮が薄いのが特徴です。新じゃがいもにはカリウム・ナイアシン・ビタミンB1・ビタミンCなどが含まれていますが、特にビタミンCが豊富です。新じゃがいもに含まれるビタミンCの含有量は、通常のじゃがいもの約4倍とも言われています。
 一般に、ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いのですが、じゃがいもやさつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱しても崩れにくいのが特長です。ビタミンCは風邪や病気に対する免疫を高める働きがあり、ビタミンB1にはぶどう糖をエネルギーに変える働き、カリウムには体内の塩分を排出する働きがある他、ナイアシンはビタミンB群の一種で主に体内のさまざまな代謝や合成を助ける働きがあります。

 お店で新じゃがいもを選ぶ際は、
・「芽や緑色部分がないもの」
・「表面が滑らかで傷のないもの」
・「硬くて重みを感じるもの」
・「ふっくら丸い形状のもの」
が選択のポイントです。
 
今月の給食は「ミートボール」「ポークカレー」「チキン南蛮」などがある他、おやつには「フルーツ白玉」「抹茶焼き大福」「いも天」などがあります。
 毎年、年度当初は保育室の場所や担任が変わったり園生活のリズムが変わったりして、環境の変化に戸惑ったり、何かと落ち着かなかったりして泣いたりする子もいたりしますが、給食やおやつの時間だけは泣き止んで食べたりすることがあるようです。給食やおやつが、園生活の安定につながれば嬉しく思います。また、子どもたちが、毎日給食やおやつを楽しみに登園してくれるよう努めていきたいです。


           

         


 
 
送迎の際は、必ずこども園道路向かいの願生寺駐車場を御利用下さい。
 こども園下の道路は「駐車禁止区域」である上に幅も狹く、路上に駐車をされ
ますと他の通行車輛の迷惑になるばかりか、こども園と駐車場間を子ども達が
横断する際に、駐車車輛が遮蔽物となり、とても危険です。
 御面倒でも、必ず駐車場を御利用下さいますよう、重ねてお願い致します。






 
子どもの施設の安全点検


実施状況確認書

当園は、令和5年3月5日「生活安心プロジェクト」に関する関係局省庁局長連絡会議申合せ、
「子どもの施設の安全全国一斉総点検」に基づき、点検実施状況等について、以下のとおり確認し
ましたので、お知らせします。お気づきの点がありましたら下記施設管理者までご連絡下さい。



1 当園は遊具安全確認規定に基づき、目視による日常点検を毎日実施しています。

2 令和5年3月5日に遊具安全確認規定に基づき園庭遊具について日常点検を行い
施設の安全性を確認しました。以後も継続的に遊具の安全確認を行います。

令和5年3月5日

施設管理者名 アソカこども園

(連絡先:0994-42-3801




-安心で質の高い暮らしに向けた総点
  生活安心プロジェクト

-生活安心プロジェクト-
  4つの国民運動






次へ

トップ