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5月の園だより 

 令和2年5月、政府は新型コロナウイルス感染症対策の一環として「新しい生活様式」の実践を国民に提唱しました。そこで求められたことの一つに「外出時や屋内でも会話をするとき、人との間隔が十分取れない場合は、症状がなくてもマスクを着用する」という項目がありました。この提言が出されてから「新しい生活様式」に基づく生活が昨春まで3年近くにわたって続いたこともあり、マスクを常用することが、いつの間にか多くの人々にとって「当たり前の日常」になりました。
 けれども、昨年の3月中旬から「マスクの着用は個人の判断に委ねる」ことになり、さらに5月の連休明けから
新型コロナウイルス感染症は、それまでの2類感染症相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症の位置付けになりました。これを境に多くの人がマスクの着用をやめるのではないかと思ったのですが、あれから1年近くなる今でも多くの人がマスクを常用し続けています。
 コンビニ、スーパーなどで依然として多くの人がマスクを着用している姿を目にしますが、もしかすると
「マスクには感染予防効果がある」と誤解して着用を続けておられるのかもしれません。けれども、既に「ランダム化比較試験(RCT)」という医学的に最も説得力が高いとされる臨床試験の方法でコロナウイルスに対するマスクの効果を調べた実験では、無作為にマスク着用とマスク非着用の2つにグループに分けて試験を実施したところ、1か月後に感染した人の割合に差異はなく、マスク着用による感染リスク低下の有意な差は確認できませんでした。一応マスクが有効だとする臨床試験結果や論文もありますが、いずれもRCTより信頼性の低い研究データを用いていたり研究の方法に問題があることが指摘されていたりするので、うのみにすることはできません。いずれにせよ、これらの研究結果が示しているのは、マスクに一定の感染を防ぐ力があったとしても、現実社会においてはそれを実感できるほどの効果は期待できないということです。それを実証したのが一昨年夏の第7波の時で、大半の人がマスクをつけ続けていたにもかかわらず日本人の新規感染者数は世界最多になりました。このことからもマスクに過大な感染予防効果を期待するのは明らかに間違っていることが分かります。
 思い返すと、新型コロナウイルスが流行する以前は、毎年のように冬季になると季節性のインフルエンザが流行していました。けれども、誰もがマスクの着用をしているわけではありませんでした。私たちの周囲には多くのウイルスが満ち溢れているので、常に様々な感染症に罹患する危険に晒されながら生きているのです。ところが、いつの間にか新型コロナさえどうにかすれば良いという考え方に社会全体が支配されてしまい、多くの人がその従属から抜け出せないでいるため、未だにマスクを外せないでいるのだと思われます。けれども新型コロナウイルスは変異を繰り返すうちに、既に当初のような毒性はなくなっているので特に恐れる必要はありません。
 今月の連休明には、新型コロナの位置付けが5類に移行して2年目になります。そろそろ誰もが同調圧力の後遺症から抜け出し、元気な人はマスクをしなくなる当たり前の社会に戻ってほしいものです。マスクを常用していると歯周病になりやすく、また歯周病菌が体内に入ると心筋炎や糖尿病になる危険性が高まると言われています。健康であるにもかかわらずマスクを常用した挙句、心筋炎や糖尿病になったのでは本末転倒と言わざるを得ない気がします。

 
クラスだより 
 
 さ く ら 組
 さくら組に進級して1か月が経過しました。少しずつ1日の流れや新しい部屋での約束事が身についてきているように感じられます。また、お当番の子は給食やおやつの配膳をはじめ午睡時の布団敷きなどにも張り切って取り組んでいます。みんなお当番活動をすることを楽しみにしているようで、自分が当番でない日も「お手伝いしたい」と言ってくる子が多く、意識して手伝おうとしていることを嬉しく思っています。この調子で、色々なことにも積極的に挑戦してほしいです。
 今月前半は、「制作活動」や「平仮名ワーク」「数字ワーク」などを使った学習を予定しています。「制作活動」では、季節の風物詩の中から“紫陽花”をテーマに取り上げます。紫陽花は一般に5月~7月に開花し、6月上旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。5月に取り上げるのは少し早いかもしれませんが、これから咲き始め来月には見頃を迎える“紫陽花”には興味深い特徴があります。花には赤、青、紫などの色がありますが、この色のベースになるのは「アントシアニン」という色素です。このアントシアニンは通常赤色ですが、土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると青色に変化します。従って、アルミニウムをたくさん吸収すると青色、吸収しないと赤色、その中間が紫色になります。他にも時々見かける赤紫色は年数を経た花で、白色はもともとアントシアニンを持っていないため色が変化しない花です。そういったことを教えることで、自然界の不思議さへの関心を広げることを期待して制作活動に取り組みたいと思っています。
 「平仮名ワーク」では、書く時の正しい姿勢や鉛筆の持ち方を再度確認し、色々な線を書くことから始めます。「数字」のワークでは、1~10の数字の書き順に注意しながら進めていきます。
 また、今月はアサガオの鉢植えや野菜の栽培を始め、水やりなどの世話をしたり、観察絵日記を描いたりします。もも組の時は、みんなで野菜の栽培をしましたが、今回は1人1つずつアサガオの鉢をもらうので、“育てる”という気持ちがより高まると思います。
 アサガオは種の発芽率が高く、花も次々咲くなど変化を実感しやすい花なので、いろいろなことに気付いたり学んだりしてもらいたいです。また、もも組の時と同じようにクラス全員で野菜を育てます。今回も育てるのは、日頃給食の時に苦手にしている野菜です。収穫したあと給食に取り入れてもらうことにしているので、苦手な野菜を食べることで、少しでも口にするきっかけになることを期待しています。

 この他、子どもたちが楽しみにしている遠足もあります。「こども園➡願生寺➡小動物園➡いこいの森➡中央公園➡こども園」というルートを歩くので、歩く際は交通ルールを意識してもらいたいです。また、小動物園や中央公園では、動物や初夏の自然に目を向けたり、みんなでお弁当やおやつを食べたりして絆を深めたりして、楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています。
 さくら組の子どもたちは、身の回りの人たちや動画等の言葉を真似することが増えてきました。良い言葉もあれば悪い言葉もあります。注意をするだけでは「なぜダメなのか」理解できないので、午睡前に『心を育てる-ブッダがせんせい-』という本を毎日1ページずつ読み聞かせていこうと思っています。この本には、『自分がされたくないことは君も人にしてはいけないよ』などと、お釈迦さまの言葉が平易に書いてあり、その言葉の意味を説明する文章が添えられています。言葉の意味を教えることを通して、「やさしく 正しく 強い心」を育てていきたいです。
 も も 組 

もも組に進級して1か月が経ちました。自分の新しいマークを覚えたり、クラスでの決まりや生活の流れを覚えたりしながら、少しずつもも組として過ごす園生活に慣れてきているようです。また、うめ組の子どもたちと一緒に遊ぶ際は、玩具を貸してあげたり、泣いている子がいると声を掛けたりするなど優しく接する姿も見られ、年中児としての自覚が芽生えてきているようです。
 今月前半は、連休明けに遠足があります。先月、プラネタリウム鑑賞でリナシティに行ったり、お寺参りで願生寺に行ったりしたのですが、帰り道の途中で疲れて歩く速さが遅くなってしまう子が数名いました。遠足では、「こども園→願生寺→小動物園→いこいの森→中央公園広場→こども園」と、更に長い距離を歩くので、みんなで励まし合いながら、楽しく行き帰りできたら良いなと思っています。
 また、うめ組の時はさくら組の子どもたちに手を繋いでもらいながら歩いていましたが、もも組からはもも組の子同士で手を繋いで歩きます。お互いに歩くペースを保ちながら、しっかりと前の子どもたちについていくことを意識して歩くように声かけしていきたいです。また、遠足の前には、絵本を使って小動物にいる動物や初夏に見られる草花や虫などを調べたりして、子どもたちの期待感を高めた上で当日を迎えられるようにしたいと思っています。

 設定保育では、「もじとせん」や「たのしいかず」のテキストを用いた学習を予定しています。先月少し取り組んだのですが、集中して説明を聞き、意欲的に取り組んでいる子が多かったです。まだ、鉛筆の持ち方や書く時の正しい姿勢の身についていない子がいるので、その都度声かけをして正しながら徐々に身につくようにしていきたいと思っています。また、設問には身近な例を出したり、保育者と一緒に確認したりしながら理解が深まるようにしていきたいと考えています。理解度には個人差があるので、課題設定の際は考慮に入れながら進めていきたいです。
 今月後半は、「降誕会(ごうたんえ)」のお参りがあります。先月、降誕会のお寺参りに行った際、降誕会とは「しんらんさまの誕生日をお祝いする仏事」だということは、ほとんどの子が理解していました。園では毎月誕生会を催していますが、今回園の行事として降誕会を行うことを通して、人の誕生を祝うことの意味について、改めてみんなで一緒に考えたいと思っています。
 設定保育では、「楽器遊び」や「サーキッド遊び」などを予定しています。
 楽器遊びでは、ピアニカに挑戦したいと思っています。まずは思い思いに音を出して楽しむことから始め、次に鍵盤の「ド」の音の場所を覚えることを第一の目標にしています。「ド」の場所を覚えたら、続いて子どもたちがよく知っている「かえるのうた」に合わせ、「ド」の音を出して合奏を楽しみたいです。楽器遊びは、今後年間を通じて継続的に行い、楽器を用いて一緒に演奏することの楽しさを味わうと共に、年度の終わりまでには簡単な曲を合奏できるようにしていきたいと考えています。
 サーキット遊びでは、マットやフラフープ、トンネルなどさまざまな遊具をコースのように並べて周回する他、ケンケンパやバランス歩きなども取り入れて、平衡感覚やリズム感覚を養ったり、自分の身体を思うように動かしコントロールしたりする力も身に着くようにしていきたいです。

 う め 組 

うめ組に進級してから、1か月が経ちました。当初は、お弁当箱のふたを閉めずにそのまま片づけようとしたり、靴をすみれ組の靴箱に持って行こうとしたりする子もいましたが、徐々にうめ組での生活にも慣れてきたようで、自分の身の回りのことが少しずつ出来るようになり、「自分のことは自分でする!」という意識も芽生えてきました。
 また、登園後や夕方は、さくら組・もも組の子どもたちと遊ぶ機会が増えたことで、少しずつ決められた場所に座って遊べるようになってきました。その一方、給食やおやつの後に室内を走り回ったり、手洗いに行ったときなど水遊びをしたり、トイレに行くと遊んでなかなか保育室に帰ってこない子がいたりするので、園内での決まりをその都度確認することで理解・記憶し、きちんと守れるようにしていきたいと思います。
 
今月前半は、連休明けに子どもたちが楽しみにしている遠足があります。うめ組からは、さくら組・もも組の子どもたちと一緒に「こども園→願生寺→小動物園→いこいの森→中央公園→こども園」というルートを歩きます。うめ組は、遠足の時だけでなく園外保育や市営プールでの水遊び、運動会の体育館練習、お寺参りなど、園外に出る時はいつもさくら組の子どもたちと手を繋いで歩きます。まだ、みんなで並んで歩道を歩くことに慣れていないため、途中で周りの景色に気を取られて列を乱したり、繋いでいる手を離したりすることが考えられます。そこで、園を出る前はその都度交通ルールの説明をしたり、「さくら組の子どもたちとしっかり手を繋ぎ、きちんと前を見ながら歩くこと」を確かめたりして、安全面には十分留意するようにしていきたいです。
 また、遠足やお寺参りの際は、歩行ルートの途中に横断歩道を渡る箇所があります。将来、通学するときのことを念頭に置き、横断歩道を渡る際は歩行者信号に従うのはもちろんのこと、右折・左折する車輛の有無を確認・注意することが身につくように声かけしていきたいです。

 今月後半は「はじめてのせん」「たのしいかず」等のテキストを使った学習を計画しています。学習の際は、テキストに鉛筆で書き込みながら進めていくので、まずは鉛筆の正しい持ち方から教えることにしています。また、鉛筆で書く際は、正しい姿勢で取り組むよう声かけを行い、そのことを自分で意識してできるようにしていきたいです。「はじめてのせん」のワークは、直線を書くことから始め、次にグルグル線やギザギザ線などの点線をなぞりながら色々な線の書き方を学んでいきます。テキストには、食べ物や乗り物など身近で可愛いイラストが載っているので、それらも一緒に楽しみながら進めていきたいと思っています。
 「たのしいかず」のワークでは、長さや大きさなどを比べたり、グループ分けを行って分類したりすることを通して、「数の概念」を理解できるような内容になっています。
「数の概念」とは、数や量の一般的で普遍的な認知のことを指します。私たちが「1.2.3.4.5…」と数えることができるような「数」のことを分離量と言いますが、分離量には「集合数」と「順序数」があります。「集合数」とはある物が集まっているときに「全部で何個」かが分かることを指し、「順序数」とはある物が集団の「何番目」かが分かることを指します。小学校で習う算数はこれらの数の概念が身についている前提で進んでいきます。学習を進めていく中では、月齢により理解度などに個人差が出てくることが予想されるので、一人ひとりの様子を見ながら、細やかで丁寧な援助を心がけるようにしていきたいです。

 す み れ 組

 今月前半は、制作活動やサーキット遊びなどを予定している他、連休明けに遠足があります。
 制作活動では、旬の食材の中からイチゴを題材に取り上げます。近年イチゴは、年間を通して見られる気もしますが、旬の時期は3月から5月にかけてです。先月、子どもたちと絵本の読み聞かせを楽しんでいる際、イチゴが出てくると「イチゴだ~」とか「○○イチゴ好き~」という声が聞かれたり、美味しそうに食べる真似をしたりする子がたくさんいました。そこで今回は、子どもたちの大好きなイチゴを題材に取り上げ、できあがったイチゴを室内に飾り、保育室の壁面を華やかに飾りたいと思っています。
 サーキット遊びでは、トンネルをくぐったり、マットの上を転がったり、フープを跳んだり平均台の上を歩いたりして、身体全体を使った遊びを楽しみながら、手足を十分に使うことで自分の体を使いこなすコントロール性や、バランス感覚、ジャンプする力などを養ったりして、個々の運動機能を高めていきたいと思っています。

 遠足では、例年すみれ組は小動物園まで歩いて行くのですが、先月第2園庭の砂場まで遊びに行った際、たどりつくのにけっこうな時間がかかったり途中で転んでしまったりする子がたくさんいました。そこで、今回の遠足ではあえて無理をせず、小動物園には10月の遠足の時に行くことにして、中央公園の野外ステージ前広場まで行くことにしました。園を出てから中央公園まで行き帰りする際は、急な階段の上り下りがあるので、転倒してけがなどしたりすることのないよう安全面には十分注意したいと思います。
 また、歩くペースには月齢による個人差があることを考慮して、途中で調整をしながらみんなが揃ってたどりつけるようにしたいです。中央公園広場では、広い場所でしゃぼん玉やボールを使った遊びを楽しむことにしています。なお、今回の遠足では身軽な状態で歩けるようにするため、お弁当は園に帰り保育室で食べる予定です。

 今月後半は、「クレヨンあそび」のテキストを使った遊びや、戸外遊びなどを予定しています。「クレヨンあそび」では、クレヨンを使って進めていくので、まずはクレヨンの正しい持ち方から教えたい思っています。
 また、先月は戸外に出て遊ぶ機会が少なく、今月末には梅雨入りすることが予想されています。そこで今月は、天気の良い日はなるべく園庭に出て、生き物や植物などの自然に触れたり、かけっこやボール、フープなど身体全身を使う遊びを楽しめるようにしたりしたいと思っています。園庭に出る際は、自分で靴を履くようにして、左右を正しく履く練習も行なうことにしています。この時期は暦の上では夏になり、陽射しも日々強まっていくので、衣服の調節や水分補給など、体調面への十分な配慮をしながら外遊びを楽しめるようにしたいです。
 
すみれ組になり、進級した嬉しさや保育室の環境が変わったこともあり、室内を走り回る子が多く見られます。走り回って友だちにぶつかったり、転倒して怪我をしたりすることのないよう、十分気を付けていきたいです。また、保育室の床や壁が新しくなったので、室内での遊び方のきまりを教えていきたいです。この他、椅子の上に立ったり、膝を立てて座ったりしていることがよくあるので、椅子に座る際の正しい姿勢が身につくよう、その都度声かけしていきたいです。

 も み じ 組

新年度が始まって1か月が過ぎました。先月は、保育室の場所が変わったり、午睡はすみれ組と一緒にするようになったりした他、すみれ組の床改修工事にともない一週間ほどつぼみ組の部屋で過ごしたりするなど、環境の変化に戸惑い泣いて過ごすこともあった子どもたちも、日を追うごとにもみじ組での生活に慣れてきたようで、だいぶ笑顔が見られるようになってきました。
 今月前半は、連休明けに遠足がある他、設定保育では制作活動を予定しています。例年この時期の遠足は、もみじ組の子どもたちは月齢差により発達状況が異なる上に、まだ園外に出るだけの脚力が十分についていないことを考慮して園の中で過ごしています。今年度もそれを踏襲して、園の中で過ごしますが、少しでも遠足の雰囲気を味わえるように、みんなで園庭を散策したり、遊戯室東側の芝生園庭にビニールシートを敷き戸外でおやつやお弁当を食べたりして、いつもとは違う環境の中で少しでも遠足気分を楽しめるようにしたいと思っています。
 制作活動では、季節の風物詩の中からアジサイを題材に取り上げます。アジサイに含まれるアントシアニンは通常赤色ですが、土壌から溶け出してきたアルミニウムをたくさん吸収すると青色、吸収しないと赤色、その中間が紫色になるという特徴があります。アルミホイルに水性ペンでなぐり書きをし、霧を吹きかけて滲ませ紙に移す手法で作るので、アジサイの花の色が変化するように、霧吹きで色が変わったり、紙に色が移ったりする様子を楽しんでもらいたいです。
 食事面では、なるべく自分でスプーンを持って食べるよう声かけしています。まだ、食べさせてもらうのを待っている子や自分で食べてもこぼしてしまう子も多く、中にはスプーンを持ったまま手で掴んで食べようとする子もいたりします。いきなり上手に食べることができないのは当たり前のことなので、まずは「自分で食べる!」という意欲を持たせたり、自分で食べようとする態度を認めたりして、少しずつ上手に食べられるように援助していきたいです。
 また、野菜や果物など食材による好き嫌いが出てきて、食べさせようとしても口を開けなかったり、プイっと横を向いたりしてなかなか食べようとしない子がいたりします。離乳食から幼児食に切り替わる1歳半~2歳頃は、子どもの味覚にも変化が出てくる時期です。離乳期は、概ねどんな味でも受け入れてくれるのですが、幼児期になると甘味・酸味・塩見・苦味・うま味のいわゆる五味をしっかり区別できるようになり、味の好みが生まれます。このうち「苦味=毒を含んでいる危険な食材、酸味=腐敗した危険な食材」と認識する本能があるため、ほとんどの子がこの二つの味わいを苦手にします。これが幼児が食べ物の好き嫌いをする理由なのですが、だいたい2歳頃から始まり4歳頃にピークを迎えます。そのあとは「嫌いでも食べてみる」という気持ちが出てきて、苦手な食材もだんだん口にできるようになります。
 また、この時期は自我が少しずつ芽生えてくるため、その日の気分によって食べたり食べなかったりするムラ食いも多くる他、特定の食感に敏感になる子もいたりします。自我の芽生えは成長の証として認める一方、楽しい雰囲気作りを心がけ、嫌いなものでも少しずつ口にできるような声かけの仕方を工夫していきたいです

  つ ぼ み 組
 新年度が始まり1カ月が経ちました。4人全員が新入園児ということもあり、始めのうちは園の環境に慣れず、よく泣いて過ごしていましたが、少しずつ園生活にも慣れてきたようで、だんだん機嫌よく過ごせる時間が増え、時折笑顔を見せてくれるようになり、保育者の傍らで一人遊びをしたり、サークルに座ってご飯やおやつを食べたりすることもできるようになってきました。
 今月前半は大型連休があります。子どもによっては、休み明けは疲れがでやすかったり精神的に不安定な状態になったりすることがあるので、ふれあい遊びやわらべうた遊び、ベビーマッサージなど取り入れたりして、スキンシップを多めに取っていきたいです。また、一人ひとりとゆっくりと関わり、子どもたちがゆったりとした雰囲気の中で安心して過ごせるようにしたいです。
 月齢5か月~6か月の子どもたちは、寝返りをしたり、うつぶせにすると少しずつ動いたりするようになってきました。もう少しで寝返りができそうな子には、子どもの向いている方と逆の方から声をかけたり、音のなるおもちゃで誘ったりするなどして、寝返りを促進するような関わり方をしたいです。
 また、安全に過ごせるように、固いおもちゃを近くに置かないようにしたり手の届く範囲に危険な物がないか注意したりするなど、ベビーベッドや布団周りの環境をしっかり整えていきたいと思います。最近、目の前にあるおもちゃに手を伸ばして掴んだり遊んだりするようになってきたので、ベビージムやぬいぐるみ、音のなるおもちゃなどで遊べるようにしたいです。

 子どもは、6か月を過ぎるあたりから保育者の口の周囲の動きや表情などを見てコミュニケーション能力を身につけていきます。おむつを替えるときや授乳の時には「気持ちがいいね」「美味しいね」などと具体的な言葉がけをしながら、目を見て関わっていくようにしたいです。
 1歳になった子どもたちは、つかまり立ちや伝い歩き、ハイハイなどをするようになってきました。室内を自由に動きまわって探索活動を楽しむことができるように、興味をひきそうなおもちゃを準備したり、滑り台やトンネルを使って遊んだりして、身体機能の向上を図っていきたいです。
 また、つぼみ組の子どもたちは普段あまり室外に出る機会がなく、終日室内で過ごすことが多いので、天気のいい日には遊戯室東側の芝生園庭に出て遊ぶことにしたいと考えています。今月末頃からは梅雨に入ることが予想されていますし、梅雨があけても秋までは日差しがかなり強いので、なかなか外に出て遊ぶ機会がありません。そこで、晴れた日はこの時期ならではの爽やかな風に吹かれる心地よさや柔らかな初夏の日差しを浴びたり、足の裏で芝生の感覚を味わったりして、開放的な気分の中で過ごせるようにしたいと思っています。
 この他、設定保育では、手遊びやリズム遊び、わらべうたなどを取り入れることにしています。
この時期は、音やリズムに対する“ここちよさ”を感じる経験を積み重ねる大切な時期だと考えられています。この“ここちよさ”の経験を通して、いきいきとした表情や動作が生まれ、音感やリズム感はもちろん、言葉や人間関係、表現力、好奇心などが育つといわれています。音楽に合わせて歌ったり体を揺らしたり手を叩いたりすることで“ここちよさ”を感じられるようにしたいです。
 給 食 だ よ り
 今月の給食は、「じゃがいもポタージュ」「肉じゃが」「チキンカレー」「マカロニグラタン」などに旬の「新じゃがいも」を多く取り入れる予定です。
 「新じゃがいも」とは、
じゃがいもの品種ではなく、収穫されてすぐに出荷されるじゃがいものことを指し、春から初夏頃にかけて市場に出回るものを「新じゃがいも」と呼ぶことが多くなっています。一般的なじゃがいもは、収穫後に貯蔵して熟成させるのに対し、「新じゃがいも」は貯蔵と熟成の期間を省いて収穫後すぐに出荷されます。そのため、他の時期のじゃがいもに比べて小ぶりでみずみずしく皮が薄いのが特徴です。
 また、「新じゃがいも」にはビタミンCが豊富に含まれており、通常のじゃがいもに比べると約4倍、レモン約1個分とも言われています。じゃがいもに含まれるビタミンCは、デンプンに守られているので、加熱しても崩れにくいのが特長です。また、ビタミンCは、風邪や病気に対する免疫を高める働きがあります。その他の栄養素には、ビタミンB1(ブドウ糖をエネルギーに変える働き)、カリウム(体内の塩分を排出する働き)、ナイアシン(ビタミンB群の一種で主にさまざまな代謝や合成を助ける働き)などがあります。店頭でじゃがいもを選ぶ際は、まだ芽がでておらず、表面にシワがないもの、色が均一で皮が緑色に変色してないものがお勧めです。
 その他の給食は、「豆腐シューマイ」「鮭フライ」「ちくわ餃子」「ポークケチャップ」などがある他、おやつには「こいのぼりクッキー」「大豆の甘辛揚げ」「チーズスコーン」などがあります。  
 今月も給食とおやつを楽しみに、元気に登園してほしいです。
         


 
 
送迎の際は、必ずこども園道路向かいの願生寺駐車場を御利用下さい。
 こども園下の道路は「駐車禁止区域」である上に幅も狹く、路上に駐車をされ
ますと他の通行車輛の迷惑になるばかりか、こども園と駐車場間を子ども達が
横断する際に、駐車車輛が遮蔽物となり、とても危険です。
 御面倒でも、必ず駐車場を御利用下さいますよう、重ねてお願い致します。






 
子どもの施設の安全点検


実施状況確認書

当園は、令和5年3月5日「生活安心プロジェクト」に関する関係局省庁局長連絡会議申合せ、
「子どもの施設の安全全国一斉総点検」に基づき、点検実施状況等について、以下のとおり確認し
ましたので、お知らせします。お気づきの点がありましたら下記施設管理者までご連絡下さい。



1 当園は遊具安全確認規定に基づき、目視による日常点検を毎日実施しています。

2 令和5年3月5日に遊具安全確認規定に基づき園庭遊具について日常点検を行い
施設の安全性を確認しました。以後も継続的に遊具の安全確認を行います。

令和5年3月5日

施設管理者名 アソカこども園

(連絡先:0994-42-3801




-安心で質の高い暮らしに向けた総点
  生活安心プロジェクト

-生活安心プロジェクト-
  4つの国民運動






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