6月の園だより |
令和2年の3月から3年余りにわたって続いた新型コロナウイルス感染症もようやく沈静化し、今年の3月中旬から「マスクの着用は個人の判断に委ねる」ということになり、先月8日からはこれまでの2類相当からインフルエンザなどと同じ5類相当に変更されました。長らく続いたマスク生活からも解放され、誰もがコロナ禍以前のようにお互いの表情を見ながら会話ができるようになることを期待していたのですが、なぜか依然として多くの人が、これまで通りマスクの着用を続けている状態が続いています。 |
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クラスだより |
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さ く ら 組 |
今月前半は、歯科検診や内科検診があります。歯科検診では、検診の後に毎回歯磨きの仕方の指導があります。この機会に歯ブラシの持ち方や歯にあてる角度、磨き方などについて改めて実践を通して学び、日頃の歯磨きに活かしてもらいたいです。また、内科検診では、心臓の音、喉や首筋のリンパの腫れ、背骨の湾曲などを診てもらいますが、これは自身で自覚できていない身体の内側のトラブルや問題を発見するのが目的です。検診を通して、日頃から健康に留意することの大切さを知ってほしいです。 制作活動では、「時の記念日」にちなんで時計の制作を行います。普段から給食やおやつの時間には、あらかじめ食べ終える目標時間を設定しているのですが、お喋りに夢中になり、設定した時間が過ぎても全く気にとめない子がいたりします。もしかすると、まだ時計の読み方がわからなかったりするのかもしれません。時計が読めて、時間がわかるようになるまでには「①数字が読める②数字の意味(数の概念)がわかる③時計を読める④時間がわかる」という4つのステップがあります。まずは、時計を作ることを通して、時間への興味を持てるようにしていきたいです。併せて「○時○○分になるまでに給食を食べ終わりましょう」とか「○時になったら○○しようね!」など、時間を意識した声掛けをすることで、卒園するまでに時間の読み方が身につくようにしたいです。 今月後半は、制作活動や「もじとかず」のテキストを用いた学習を予定しています。制作活動では、季節の風物詩の中から七夕を題材に取り上げ、折り紙を使って様々な種類の飾りを作ることにしています。また、短冊には「お願い事」ではなく、自分の将来の夢や目標などを書くことにしています。そこで、先ず世の中にはどんな人がいるかを話し合い、自分が将来大人になったら何をする人になりたいかということを考え、それを短冊に書くことにしています。子どもたちが、短冊にどんなことを書くのか、とても楽しみです。 「もじとかず」のテキストを用いた学習では、平仮名を書く練習をします。平仮名は、もも組の時から書く練習を始めているのですが、月齢などにより習熟度に個人差があるので、一人ひとりに合わせたペースで進めていきます。これまで、遊びの中やアサガオの絵日記などを子どもたちが書く様子を見ていると、始めは正しい持ち方を意識しながら鉛筆を持っていても、無意識の内に自分の持ちやすい持ち方に変えていたり、書き順がバラバラだったり鏡文字になったりしていることがあります。鉛筆の正しい持ち方や平仮名の書き順など、基礎的なことがきちんと身につくよう、丁寧に取り組んでいきたいです。 梅雨時期は、全般的に室内での活動が中心になります。そのため、思い切り身体を動かせないとストレスが溜まったりするので、室内でも活動的に過ごせるよう、体操やリトミック、楽器遊びなどを取り入れて、のびのびと身体を動かせるようにしたいです。 |
も も 組 |
今月前半は、歯科検診や内科検診があります。歯科検診や内科検診を通して、日頃から歯や身体を健康に保つことの大切さを学んでほしいです。また、歯科検診では歯磨きの指導もあるので、正しい歯磨きの仕方を身につけ、習慣化してもらいたいです。 |
う め 組 |
今月前半は、歯科検診や内科検診があります。歯科検診の後は、歯科衛生士さんによる歯磨き指導があるので、給食後の歯磨きに反映していけるようにしたいです。 |
す み れ 組 |
今月前半は、制作活動やカード遊び、リトミック遊びなどを予定しています。制作活動では、梅雨時期ということもあり、この時期は毎日のようにお世話になる雨カッパや傘などの「雨具」を題材に取り上げることにしたいと思っています。雨の降らない日でも傘を持ってきたり雨靴を履いてきたりする子がいますが、子どもにとって雨具は、心を弾ませるアイテムなのではないかと思われます。したがって大人にとっては鬱陶しい雨でも、子どもたちの目には雨具を心置きなく使える清々しい天候に見えているのかもしれません。そんな雨具を題材にした制作活動を通して、雨の日を楽しめるようにしていきたいです。 |
も み じ 組 |
今月前半は、リトミックや制作活動を予定しています。子どもたちは、指遊びやアンパンマンの曲などをかけると、すぐプレーヤーの前に集まってきて踊るほど遊戯や体操が大好きなので、今までしたことのない体操曲を新たに一緒に踊ったり、リトミック遊びを多く取り入れたりして遊びたいと思っています。リトミックは、リズムを使って音楽を身体で体験し、想像力や表現力を養うことを目的とするものです。リズム体操では決められた振り付けを踊れるようになることを目指しますが、リトミックでは自分が感じたことを自由に表現することを大切にします。身体全体でリズムを表現するので、リズム運動を通して音楽を聴く力、リズムを身体で表す反応力・表現力を育めたらいいなと思います。また、動物や果物などに興味を持っているので、絵カードや本などを用いて「もも」♩♩「みかん」♩♩♩といったように言葉と音で表現したり、「この動物は、どんな動きをするかな?」といった問いかけをして、その動きを身体で表したり、リズムや音色を変えることで同じ曲でも受ける印象が違うことを楽しんだりして、子どもたちの感性を高めていきたいです。 |
つ ぼ み 組 |
先月から、子どもたちもだいぶ園生活に慣れてきて、だんだん泣かずに園での一日を過ごすようになり、少しずつ笑顔も見られるようになってきました。 月齢10か月の子は、プレイジムや目の前の玩具に手を伸ばしてさわったり、カチャカチャと音が鳴ると何度も繰り返し鳴らして遊んだりするようになってきました。この時期は、手指も器用になり、手のひら全体でつかむ「熊手づかみ」だったものが3本づかみになり、やがて親指とひとさし指の2本で小さなものをつまむようになります。そこで、今月はマラカスやソフトボールなどを使って、音を鳴らしたりボールを投げたりする遊びを楽しみながら、子どもたちの手や指の運動機能を高められるようにしたいと思っています。運動面では、ハイハイからつかまり立ちが出来るようになってきました。私たちの身体能力や運動能力を高めるためには、脳も神経も筋肉も骨も適切に育てる必要があります。ハイハイの動きは、脳回路・神経・ 筋肉・骨を育てることに役立つといわれますが、発育状況に応じて様々な運動を取り入れて、身体機能・運動脳力を高めていきたいです。 食事面は、「離乳食(お粥・野菜スープ・白身魚や鳥のささみ・野菜類など)」の段階に入っています。調理する際は、個々の発育段階に合わせて、食材の大きさや固さなどを工夫しています。これからも密に連絡を取り合いながら、離乳食を進めていきたいです。 月齢12か月~14か月の子どもたちは、周りの物に対する興味が出てきて、自分の好きな遊びを見つけて機嫌よく過ごすようになってきました。ぬいぐるみやボール、ままごと道具などで遊ばせたり、絵本の読み聞かせをしたりするなどして、「見る・聞く・触る」などの感覚的刺激を経験できるようにしていきたいと思っています。最近は、保育者に笑顔で手を振ったり、室内を伝い歩きやひとり歩きをしたりしながら活発に動きまわるようになってきました。そこで、今月は室内用すべり台や足けり車等を用いて、活動的に過ごせるようにしたいと思っています。いずれも、握力・脚力やバランス感覚の向上効果があるので、遊びを通して運動能力を高め、遊びの幅が広がるようにしたいと思っています。 最近、人見知りや後追いをする時期になり、保育者がそばから離れると、不安を感じて泣きながら姿を探したり、見つけると抱っこを求めたりするようになってきました。そのようなときは、笑顔や抱っこでその子の気持ちに応え、安心して園での一日を過ごせるようにしていきたいです。また、一日の大半を室内で過ごしているので、天気の良い日はテラスを散歩したり、芝生園庭へ行ってたりして、気分転換を図りたいと考えています。 梅雨時期に入ると湿度が高くなり、天候も不安定になりますが、つぼみ組の子どもたちは、まだ気候の変化に上手く対応できず、体調を崩したりすることがあります。汗をかいた時には衣服を着替えさせたり適宜水分補給を行ったり、室内の温度・湿度調整をしたりして、快適に過ごせるようにしたいと思っています。 |
給 食 だ よ り |
今月の給食は、ピーマンを「ポークチャップ」「トマトスパゲティ」「魚の南蛮漬け」「ホイコーロー」などに使用する予定です。ピーマンには、ビタミンCが多く含まれており、中サイズの物を4個ほど食べると、一日のビタミンCの所要量をほぼ満たしてくれます。 パプリカ(赤)はピーマンを完熟させたもので、太陽の恵みをたっぷり受けたぶん甘みが増します。ピーマンのビタミンCは、安定していて壊れにくいのが特徴で、ビタミンCは美肌効果や中性脂肪を減らす効果もあります。また、加熱しても損失が少ないので、炒めたり揚げたりしてたっぷり食べると、しっかりビタミンCを補給することができます。 ピーマンを選ぶ時は肉厚で緑が濃く、張りとつやがあるものがお勧めです。保管するときは、穴の開いたポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。 一般に子どもはピーマンが苦手です。それはピーマンには苦味があるからで、実はこの苦味は微量の毒なのです。ただし、ごく微量なので普通に食べる分には全く問題ありません。子どもがピーマンを食べたがらないのは、無意識に「苦味は毒だ」と感じているからで、自らの生命を守るため本能的に自然と苦味を避けているのだといわれます。とはいえ豊富なビタミンCを摂取できる食材なので、小さめに切ったりよく加熱したりして苦味を消して提供することにしています。 その他の給食には、「ハンバーグ」「わかめうどん」「ちくわの磯辺揚げ」などがあり、おやつには「うずまきクッキー」「スイートポテト」「抹茶焼き大福」などがあります。 今月も給食やおやつを楽しみに、元気よく登園してほしいです。 |
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送迎の際は、必ずこども園道路向かいの願生寺駐車場を御利用下さい。 こども園下の道路は「駐車禁止区域」である上に幅も狹く、路上に駐車をされ ますと他の通行車輛の迷惑になるばかりか、こども園と駐車場間を子ども達が 横断する際に、駐車車輛が遮蔽物となり、とても危険です。 御面倒でも、必ず駐車場を御利用下さいますよう、重ねてお願い致します。 |
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子どもの施設の安全点検 実施状況確認書 当園は、平成20年2月5日「生活安心プロジェクト」に関する関係局省庁局長連絡会議申合せ、 「子どもの施設の安全全国一斉総点検」に基づき、点検実施状況等について、以下のとおり確認し ましたので、お知らせします。お気づきの点がありましたら下記施設管理者までご連絡下さい。 記 1 当園は遊具安全確認規定に基づき、目視による日常点検を毎日実施しています。 2 平成20年3月5日に遊具安全確認規定に基づき園庭遊具について日常点検を行い 施設の安全性を確認しました。以後も継続的に遊具の安全確認を行います。 平成20年3月5日 施設管理者名 アソカこども園 (連絡先:0994-42-3801) ![]() -安心で質の高い暮らしに向けた総点 生活安心プロジェクト -生活安心プロジェクト- 4つの国民運動 ![]() |
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