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8月の園だより |
「世間虚仮 唯仏是真」という言葉があります。これは、聖徳太子が亡くなられた後、妃の橘大郎女が太子を偲んで作った天寿国繍帳という織物の中に、太子から聞いたとして織り込ませた言葉です。これは「この世にある物事はすべて仮のものであり、仏の教えのみが真実である」という意味で、聖徳太子の仏教理解の深さを示そうとする場合、しばしば引用されてきた言葉です。 |
クラスだより |
さ く ら 組 |
今月前半は「盆踊り」があります。当日は、さくら組の子どもたち全員が舞台でお参りを行いますが、その中の7名が代表で「開扉・閉扉」「献灯」「献花」「献香」の係を務めます。たくさんの方々を前にしてお参りを行うので、中には緊張したりする子もいるかもしれませんが、年長児らしく落ち着いて練習の成果を発揮することができたら良いなと思っています。お参りの後は、各クラスをA・B・Cの3グループに分け、さらにそれを2チームに分けた異年齢児混合編成の計6チームが舞台の上で踊りを発表します。どのチームでも、年長児として他のクラスの子どもたちをリードすると共に、楽しみながら堂々と踊ってくれることを期待しています。舞台発表の後は、園庭での輪踊り、その後は子どもたちが楽しみにしている“チケット(綿菓子・ラムネ・かき氷・花火・その他のギフト)交換”があります。「頑張ったら綿あめもらえるよね!」とか「花火、あるの?」などと保育者にたずねたりする子もいます。“盆踊りで頑張ったら、チケット交換ができる”といったことを楽しみに、盆踊りの練習や当日の発表に張り切って臨んでもらいたいです。 |
も も 組 |
今月も、先月に引き続きプール遊びを中心に活動を進めていきます。先月下旬か中央公園の市営プールも利用できるようになったので、天候を見ながら積極的に利用したいと思っています。今年から利用する深い方のプールは、子どもたちの腰の位置まで水深があるので、プールサイドにつかまってバタ足をしたり浮かんだり、できる子は潜ったりするなど、市営プールならではの遊び方にも挑戦して欲しいです。また、みんなで一定方向に回って水流を作ったり追いかけっこをしたりして、楽しく遊びながら、より水に慣れ親しんでもらいたいです。 今月は、子どもたちが楽しみにしている「盆踊り」があります。先月から練習が始まりましたが、3つのグループに分かれて、それぞれ鳴子・花笠・バチなどを使って楽しく練習しています。今月は全体練習を行い、本番と同じようにお客さん(子どもたちや保育者)が見ている状態で舞台発表をします。当日は、多くの保護者の方々を前にして踊ることになるので、全体練習で少しでも本番の雰囲気を味わい自信をつけて、楽しみながら発表をしてほしいと思います。また、舞台発表、園庭での輪踊りの後は、ヨーヨー風船や綿あめ・かき氷・花火などのチケット交換があります。子どもたちにとって、心に残る楽しい夏の思い出ができたら嬉しいです♪ 制作活動では、夏の風物詩の中から「ヨーヨー風船」を題材に取り上げることにしています。ヨーヨー風船は、盆踊りのチケット交換の中にもあるので、子どもたちにもイメージしやすいと思います。事前に制作することを伝えておいて、盆踊りの後に「ヨーヨー風船にはどのような色や柄のものがあったか」ということを思い返しながら制作を進めていくことにしています。 他にも、テキスト学習「切り紙遊び」「せんともじ」「たのしいかず」や、楽器遊び、ルールのある遊びなども予定しています。「せんともじ」のテキストを使った学習では、縦線や横線、波線や斜め線、渦巻きなど、いろいろな種類の線を描くことで筆圧や運筆方法などを習得しています。平仮名を書く前の大切な過程なので、鉛筆の持ち方や正しい姿勢などが定着するように、丁寧に教えていきたいと思っています。先月から、環境構成として平仮名ボードや平仮名表を保育室に設置しました。平仮名ボードでは、マグネットに平仮名が一文字ずつ書いてあり、子どもたちが自由に動かせるようになっています。興味を示している子も多く、平仮名を並べ替えて嬉しそうに自分の名前を作ったり、平仮名表を見ながら同じ平仮名を見つけて並べたりしています。これからも、遊びを通して楽しみながら平仮名への関心を少しでも高め、平仮名の読み書きにスムーズに移行できたら良いなと思います。 楽器遊びでは、鍵盤ハーモニカを使います。前回はドの音の場所を覚えて、保育者が「カエルのうた」を弾き、子どもたちはドの音を押して演奏を楽しみました。今回はレとミの音を覚えます。だんだん鍵盤の場所を覚えて、年度末までには簡単な曲を合奏できるようにしたいです。 |
う め 組 |
今月、子どもたちが楽しみにしている「盆踊り」があります。先月から繰り返し練習を行っていることもあり、日に日に振り付けを覚え、掛け声を言ったり体を大きく動かしたりしながら楽しそうに踊っています。舞台発表だけでなく、うめ組の子たちにとっては初めて園庭での輪踊りも行うので昨年よりもより成長した姿を披露できるよう残りの練習に励んでいきたいです。当日、多くの人を前にしても舞台の上で戸惑わないよう、本番を想定した全体練習や予行練習も行う予定です。子どもたちは、当日の踊りの後に行われるチケット交換(ヨーヨー釣り・綿菓子・かき氷など)も楽しみにしています。それぞれ心に残る、楽しい夏の一夜になるといいなと思います。 設定保育では今月もプール遊びを中心に進めていく他、リレー遊びや夏の風物詩の中から「ひまわり」を題材に取り上げた制作活動を予定しています。リレー遊びでは、4チームに分かれて本物のバトンを使って練習することにしています。リレーは、個人同士で競うかけっこと違い、複数のチームで走る上にバトンの受け渡しを行います。また、チームの仲間と勝つ喜びや負ける悔しさを一緒に味わったり、どうしたらバトンをうまく受け渡しできるかを考えたりするなど、いろいろな経験をします。ゴールという目標に向かい、みんなで協力し合いながら楽しんでもらいたいです。運動会では、うめ組・もも組・さくら組の3クラス合同での色別リレーがあります。リレーではバトンの受け渡しがチームの順位を左右したりするので、今から少しずつ練習していくことにしました。走るのが得意な子もいれば苦手な子もいます。一人ひとりの気持ちに寄り添い、意欲を高められるよう工夫して行いたいと思います。この他、行進の練習も始めます。うめ組になると、運動会で出場する種目数が増えるので、早い時期から余裕をもって練習に取り組むことで、運動会では楽しみながらその成果を遺憾なく発揮してくれることを期待しています。 制作活動で取り上げる「ひまわり」の中心部分の花弁は1つの花のように見えますが、実際は頭状花序と呼ばれ、多数の花が集まって1つの花を形成しています。また、外輪に黄色い花びらをつけた花を舌状花、内側の花びらのない花を筒状花と区別して呼ぶ場合があります。今回舌状花は折り紙をハサミで切って作り、筒状花はクレヨンで描いて表現することにしています。 先月から始まったプール遊びは、下旬から中央公園の市営プールを利用できるようになったので、先月立てた目標に次の2項目を加え、楽しみながら達成できるようにしていきたいです。 ① 水の中に数秒間顔をつけられるようになる。 ② プールサイドの手すりにつかまりバタ足が出来るようになる。 食事面では、ほとんどの子が設定した時間までに食べ終わろうという意欲が出てきて、時計を気にしながら食べるようになってきましたが、お皿を持たずに食べたり後ろに座っている子に話しかけたりするなど食事中のマナーが身についていなかったりして、食べこぼしも多いです。もう一度うめ組全員で食事中のマナーやお箸の使い方などの確認をしたり、食事中もその都度声を掛けをしたりして、正しい姿勢できれいに食べられるようにしていきたいです。 |
す み れ 組 |
今月は、今年度初めての舞台発表の機会となる「盆踊り」があります。先月から始めた踊りの練習は、各クラスを3つのグループに分けて異年齢児縦割り構成で行っています。お兄さんやお姉さんたちと一緒に踊ることもがとても刺激になっているようで、当初は戸惑っていた子も少しずつ練習の雰囲気に慣れてきて、鳴子や花笠などを持って意欲的に踊ろうとするようになってきました。当日は、舞台での発表や園庭での輪踊りなど、子どもたちが可愛く踊る姿をご期待ください。踊りの後は、ヨーヨー風船・かき氷・綿菓子などのチケット交換があります。お子さんと一緒に各コーナーを回って、楽しい夏の一夜をお過ごしください。 |
も み じ 組 |
先月から「盆踊り」に向けての練習に取り組んでいます。当日の舞台発表では、各クラスをA・B・Cの3グループに分け、さらに各グループを2チームに分けた計6つのチームで上のクラスの子どもたちと一緒に踊ります。盆踊りの曲が流れてくるとすぐに踊りだし、リズムに合わせて手を叩いたり身体を揺らしたりしています。練習する際に部屋が変わったりすると泣いてしまう子もいますが、異年齢児による縦割り構成で行っているため、上のクラスのお兄さんやお姉さんたちが優しくかかわってくれるとすぐに気を取り直し、一緒に楽しそうに練習しています。当日は、初めて遊戯室の舞台に立って発表をする子もいたりするので、たくさんの方々を前にすると戸惑って泣いたり固まったりすることもあるかもしれませんが、温かい目で見ていただけたら嬉しいです。舞台発表・園庭での輪踊りの後は、綿菓子・ヨーヨー風船・かき氷などのチケット交換コーナーもあるので、楽しい夏の一夜をご家族でお過ごしいただけたらいいなと思っています。 |
つ ぼ み 組 |
月齢9か月~10か月の子どもたちは、ずり這いの姿勢からお腹を持ち上げハイハイが出来るようになり、少しずつめざす方向に移動が出来るようになってきました。また、中にはつかまり立ちを始める子もいます。そこで今月は、音の出る玩具や風船などを使って遊ぶことを通して、個々の発育状況に応じたずり這い・ハイハイ・つかまり立ちなどの運動が十分に出来るような環境設定を工夫していきたいと思っています。 食事面では離乳後期に入り、手でつかんだり歯ごたえのある物を噛んで食べたりするようになりました。手づかみ食べの【手で触れる→指でつまむ→口に運ぶ→口の中でカミカミする(口のまわりの筋肉を使う)→口全体で味や触感を確かめる】という一連の動作では、脳の広範囲が刺激されていると考えられています。また、手でつかむことにより、いろいろな食べものの形や感触を指で確かめながら覚え、前歯で自分の一口に合った量を噛みとる練習にもなるので、充分にさせていきたいと思っています。離乳は、食事のリズムが安定し形のある食物をかみつぶすことができるようになったり、エネルギーや栄養素の大部分を食物から摂取できるようになったりすると完了します。ご家庭や栄養士の先生とよく連絡を取り合いながら進めていきたいです。 12か月から16か月の子どもたちは、身の周りの人や物に興味を示すようになってきました。おもちゃ箱やカバンから次々に物を出したり入れたりするようになってきたので、今月は、身近なもの(空き箱・ティッシュの箱など)を使って出来るいろいろな遊びを通して、手や指の「協応性(身体の異なる器官や部位を同時に動かすこと)」の発達を図っていきたいと考えています。 人との関わりの面では、最近友達と関わろうとするようになった反面、まだ自分の思いをうまく言葉で伝えることができないため、気にいらないことがあったりすると友達をたたいたり、髪の毛をひっぱったりすることがあります。そのような時は、友達をたたいたり髪の毛をひっぱったりしてはいけないことを教えたり、その子の思いを保育者が相手の子に伝えたりして、友達との関わり方を少しずつ理解できるようにしていきたいです。 先月から「沐浴」を始めました。沐浴を始めた当初は、沐浴台に慣れず嫌がって泣いたりする子もいましたが、毎日行うことで少しずつ慣れてきて、お風呂用のおもちゃをつかんで遊んだり、置いてある石鹸に興味を持ち手でつかもうとし、ツルッとすべり落ちると湯船の中に手を伸ばして探したりして、沐浴の時間を楽しむようになってきました。気象予報では、今年の夏は例年にない猛暑ということで、しばらく暑い日が続くと思われるので、沐浴の他にも天候や子どもたちの体調を見ながら水遊びを行ったりして、快適に過ごせるようにしていきたいです。 今月は「盆踊り」があります。つぼみ組の子どもたちにとっては、初めての舞台発表の機会になります。縦割混合異年齢児構成で行うので、上のクラスの子どもたちと一緒に踊ります。おそらく、大勢の観客を前にすると驚いて泣いたりかたまったりするかもしれませんが、今後も遊戯会・生活発表会など舞台発表の機会があるので、その第一歩として見守りたいと思います。 |
給 食 だ よ り |
今月の給食は「夏野菜カレー」「豆腐の味噌炒め」「味噌汁」などに、夏が旬の「茄子」を取り入れる予定です。茄子は、インド原産で淡色野菜として世界中で栽培されています。クセのない味わいと火を通したときのなめらかな食感が特徴で、品種によってさまざまな調理法があり、料理のジャンルを問わず使えるため、定番の野菜として欠かせないものとなっています。 茄子の90%以上は水分でできていますが、その残りの部分に栄養成分がしっかりと入っています。まず、塩分の摂りすぎを調節してくれるカリウムを多く含んでいます。カリウムは体内の塩分や水分を排出してくれるので、高血圧予防やむくみの解消に役立ちます。また、水分とともに体の熱を放出してのぼせやほてりを鎮める効果もあり、だるさや食欲不振などの夏バテを予防・緩和する働きもあります。さらに、茄子の皮のあざやかな紫色は、ポリフェノールの一種であるナスニンによるもので、ナスニンには強力な抗酸化作用があり、免疫力の向上やがん予防に効果があるとされています。ブルーベリーなどと同じアントシアニン色素なので、視力や眼精疲労にも効果的です。この他、食物繊維も多く含まれています。食物繊維は、便秘予防・改善の他、心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。 その他の給食には「鮭マヨの春巻き」「ちくわつくね」「ハンバーグ」「鶏のチーズ焼き」などがある他、おやつには「とうもろこしパン」「すいか」「抹茶豆乳くずもち」「いちごアイス」などがあります。今月も給食やおやつを楽しみに、元気よく登園してほしいです。 |
送迎の際は、必ずこども園道路向かいの願生寺駐車場を御利用下さい。 こども園下の道路は「駐車禁止区域」である上に幅も狹く、路上に駐車をされ ますと他の通行車輛の迷惑になるばかりか、こども園と駐車場間を子ども達が 横断する際に、駐車車輛が遮蔽物となり、とても危険です。 御面倒でも、必ず駐車場を御利用下さいますよう、重ねてお願い致します。 |
子どもの施設の安全点検 実施状況確認書 当園は、令和5年3月5日「生活安心プロジェクト」に関する関係局省庁局長連絡会議申合せ、 「子どもの施設の安全全国一斉総点検」に基づき、点検実施状況等について、以下のとおり確認し ましたので、お知らせします。お気づきの点がありましたら下記施設管理者までご連絡下さい。 記 1 当園は遊具安全確認規定に基づき、目視による日常点検を毎日実施しています。 2 令和5年3月5日に遊具安全確認規定に基づき園庭遊具について日常点検を行い 施設の安全性を確認しました。以後も継続的に遊具の安全確認を行います。 令和5年3月5日 施設管理者名 アソカこども園 (連絡先:0994-42-3801) -安心で質の高い暮らしに向けた総点 生活安心プロジェクト -生活安心プロジェクト- 4つの国民運動 |
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